発達障害のこどもを育てるということ(2)


 ↑記事でも書いたが、子どもの発達障害への不安にかられる頃、私の場合とにかく書籍やネット上のあらゆる記事に飛びついた。それは、「うちの子は問題ない」と思える材料が欲しかったんだと思う。安心材料を見つけては安心して自分の中で解決していた。反面、妻は検索すればするほど、不安にかられて行き場のない不安に包まれていった。というのも、前述の通り私自身が子供に関する心配点について“こんな心配はあってもいずれ解決しました”というような答えのみを受け入れては安心していた一方、妻は「もしかしたら発達障害というのにうちの子は当てはまっているんじゃ?これも、これも」心配を払拭したかったのか。今思えばその恐怖を共感したかったんだと思うけど、当時の私は「親が子どもを信じられないで誰が信じるの?」と本気で言っていた。妻が欲しかったのはそんな言葉じゃない。一緒に不安な気持ちを過ごしてほしかったんだと思う。(思うだけで答え合わせはしていない。)
 Zakiは自分でいうのもアレだけど、結構な仕事人間で結婚当初は年間にちゃんとした休みも数日程度だった。おまけに、単身赴任で週末婚状態だから妻の友人から「ありえねー!」とよく言われてたそう。幸い、妻の実家で面倒をみてくれてたので色々と助けられた。お互いの両親が自営なので、働き方に対する「昭和感」っていうのは理解はしていただいてるが、家族の時間が少ないことについてぶつかり合うことはしばしばあった。

時間を巻き戻すが、結婚後すぐに授かった我が家の長女ミーちゃんは初産ということもあり大変な出産であったが、無事に産まれスクスクと育った。ミーちゃんは、1歳までの成長は何の問題もないものだった。特にフィジカル面では8か月で歩きはじめた。歩き始めると早いもので、言葉も真似するようになり、「よーい、ドン!」なんて自分で言っては家中を走りまわっていた。名前を呼ばれれば元気よく「はーい!」と手を挙げ、うちの家族ももれなく「親バカ状態」で子どもの未来に夢を輝かせていた。(現在輝いていないというわけではない)

一つの例としてうちの子がどのような特徴がどの時期に表れ、現在どうなったのかを近日まとめてみることにする。

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